失踪した夫に対し、離婚が成立した事例

失踪した夫に対し、離婚が成立した事例

依頼者:女性

離婚原因:失踪

争点:離婚訴訟

1.ご相談内容

横浜在住 離婚に関して訴訟を行ったBさん(女性)は、
失踪した夫に対して離婚訴訟から受任し提起する運びとなりました。

2.解決方法

首尾よく離婚判決(欠席)を得ることができました。
なおかつ、判決内容において、財産分与を不動産のうち夫の持ち分(約5分の4)全部を妻が取得できました。
この結論を得るために、裁判官に対して、

A:ある日突然いなくなり連絡もよこさず生活費すら払わないという遺棄をされたことに対する慰謝料
B:離婚時までの婚姻費用の未払分および離婚後の養育費の未払い分
C:元々、不動産自体については、妻の父親が5分の1持分で共有しており、離婚後も妻とその両親、夫婦間の子2人が居住し続けなければならない点

等をアピールし、判決内容に考慮してもらうことが出来ました。

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弁護士 鈴木軌士

弁護士。神奈川県にて25年以上の弁護士経験を持ち、離婚の解決実績を多数持つ。不動産分野にも精通しており、離婚に関する不動産問題にも詳しい。事務所には心理カウンセリングが併設されており、法的なケアと精神面のケアを行うことができる。

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