離婚はいつするべき

このページは当事務所のメンバーがコラムとして日々の相談や出来事、伝えたいことを自由に述べさせていただいています。

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離婚はいつするべき

1、離婚をするタイミング

離婚のタイミングは重要です。離婚のタイミングは、精神的な面でも金銭的な面でも大切になってきます。

離婚のタイミングとして考えられるのは

① 再就職のとき
② 退職のとき
③ 出産のとき
④ 子供の受験が終わったとき
⑤ 単身赴任のとき

などいろいろ考えられます。
とくに最近多いのは子供の受験が終わったときです。その理由としては区切りになるというのもありますが、一番大きな理由は名字の問題です。学校で突然名字が変わりますと、いじめの原因になります。
離婚をするタイミングは夫婦を取り巻く環境をしっかりと把握し、準備できる状況を整えてからのほうが良いでしょう。

2、熟年離婚

最近では熟年離婚が増えています。
夫が退職し、年金が支給され始めると、金銭的な不安が減ります。高齢になってからの離婚は何回もできるわけではなく、おそらく人生で最後のチャンスとなります。そういった背景から、夫の退職金を慰謝料として受け取る熟年離婚が多く見受けられます。

いずれにしても離婚はしっかりと吟味し、その後の関係性もしっかりと保てるように準備してからのほうがいいと言えます。

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弁護士 鈴木軌士

弁護士。神奈川県にて25年以上の弁護士経験を持ち、離婚の解決実績を多数持つ。不動産分野にも精通しており、離婚に関する不動産問題にも詳しい。事務所には心理カウンセリングが併設されており、法的なケアと精神面のケアを行うことができる。

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