不貞行為の慰謝料を請求され、100万円を支払う内容で和解をした事例

依頼者:女性
相手方:不貞相手の妻

解決金:100万円/支払い方法:1括払/受任から解決までの期間:約2か月

事案

職場の同僚との間で不貞行為を行ってしまい,相手方が離婚をしてしまったという事案です。すでに,相手方の夫が慰謝料を払っていたこともあり,任意の交渉で解決することができました。

弁護士からのコメント

慰謝料の金額は、大体の相場というものがありますが、地域や個別的な事情によって金額が変わってきます。不貞行為の内容(頻度、期間など)によって金額が変わってくることはもちろんですが、その他の事情によっても金額が上下したりします。
例えば、先方からの請求が過大な場合、訴訟を行えば、裁判所がそれよりも低い金額で認定しますし,その前に和解勧告をしてきます。最近は,相場よりも高額な金額を請求してくる例をよくみますので,まずは弁護士に相談していただくことをお勧めします。なお,本件のように,すでに相手方が離婚し,その夫から慰謝料を受け取っている場合においては,裁判においては,それ以上本人は支払う義務がないという判断を示すことがありますのでご注意ください。

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弁護士 鈴木軌士

弁護士。神奈川県にて25年以上の弁護士経験を持ち、離婚の解決実績を多数持つ。不動産分野にも精通しており、離婚に関する不動産問題にも詳しい。事務所には心理カウンセリングが併設されており、法的なケアと精神面のケアを行うことができる。

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